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第17話 リフトは、地下鉄と同じ?!


現在は、規制緩和で変わっておりますが。

 当時のリフト料金は、東北運輸局鉄道部への届出制。
つまり変更するには「届ける」ことが絶対条件。
一方で、リフト建設は東北運輸局鉄道部への許可制。
安全面・収入面等をクリアーしてはじめて工事を行うことができるわけです。

変更は「届出」、新規リフト建設時は「許可制」。
安比高原の場合は毎年のように新設があったため「許可制」になってします。

時期が、仙台への地下鉄導入と同じ頃にゴンドラリフト建設&許可申請が行われた。
役所組織では、乗客の移動する手段=人員の輸送=については東北運輸局:鉄道部が管轄。
地下鉄は移動する、そのとおり。
スキーリフトは山頂までお客さんが移動する。という考え方。
(遊園地などの観覧車のように途中下車ができないものは移動ではなく周回なので人員輸送にあたらない)

すべての基準が地下鉄並みに厳しい、検査官も厳しい。
図面を提出して安全対策などを説明しては「ここが不明確!」
と、わざと図面に赤ペンをいれて再提出ができないように意地悪までします。

スキーリフト料金も同じような厳しさで突っ込まれる!
担当官は「つまり収支が合わない輸送事業ってこと?、それじゃ建設許可はだせないな〜」となるわけです。

そのためには、数字合わせが必要となりますが、昭和60年前後はPCの導入創世記で処理速度など今と比較すると格段に遅い。

それでも電卓叩いて集計するよりは確実に早いのだが・・・・

リフト料金改定資料作りは、シーズン終了後まもなくの5月後半から開始します、締め切りは7月の上旬と決まっており(この段階に来年度料金を決めておかないと大変)
<それは>
・JR等の旅行会社との契約遅れによりパンフレット掲載が後になってします。表紙にデカデカと掲載させなければインパクトに欠ける
・スキー雑誌夏の0号への掲載記事が小さくなる(料金は前年のものと表記されてしまう)
・パンフレット作りの遅れ=9/1納品に間に合わなくなり各地で開催される「スキーの夕べ」で配布できなくなる。

本当に時間との勝負でした。資料をもって真夏に仙台へ、冬のリフト料金申請を汗&冷や汗かきながら行いました。



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