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第34話 安比リフトマンに敬意をこめて


安比高原に在職中、知人・友人から聞かれたことは
「夏はなんの仕事あるの?」。
第17話で紹介してありますが、組織の仕事分担では「リフト料金・建設」の申請。

しかしここで紹介したいのが「リフトマン」です。
 ゴールデンウィーク終了と同時にすべてのペアリフトからは搬器(椅子)をはずし
 来年のためにオーバーホール(分解整備)を行います。その数は2000台以上!

そして、大型リフト(ゴンドラ2基、クワッド3基)の整備の重要箇所は
 ○ロープの磨耗具合
 ○搬器とロープをつかむ、圧索器の整備
 です。

<説明を少々>
大型リフトは、メインのロープから「乗場、降場では場内用の遅いロープ」に自動で
”つかみなおし”て運行しています、よって速度が遅くなるわけです。
このシステムの弱点は、圧索器が凍結してしまうとロープの”つかみなおし”ができなくなる点。
すると、プログラム上でエラーが発生して停止します。

ゆえに、営業時間後は必ず駅舎に格納して雪・雨が凍らないようにしているわけです。
通常運行中では、薄い氷程度の凍結なので安心です。
ザイラークワッド駅舎内部 レールから圧索機が飛び出している。
左>若かりし頃の私 右>兵藤二十八氏(?)


この圧索器は
非常にデリケートかつ、磨耗部品が激しいため(部品数は1台で100個以上)に
数年に1度(セントラルクワッドが一番頻度がはげしい)大掛かりなオーバーホールが必要です。
時期は、夏。
真夏にすべての部品を油であらい、あるものは磨耗具合をノギスで測り交換し
あるものは、グリスとたっぷり塗りこみセットアップ。

作業中は
ガソリンの臭いでくらくら・・・
大きな虻もよってくるし・・・
今年の夏は、なんと3基行ったそうです、本当にお疲れ様です。

その後
これまた、大変な作業が待ち受けているのです、
石油ポリ缶が600個も・・・

過酷な作業がまっています、全社一丸ですよ。
各リフトの搬器はロープから外して手入れを行い、その取付が始まる。
間隔を測って取り付け、その後は「加重試験」です。
これはリフトを満車状態にするためにペアリフトでは120キロの重りを半分にのせます。
この重さをポリタンクで行うわけです、120キロ=6個ですね。

4人乗りでは倍の12個を搬器にのせゴンドラでは24個をキャビンに
放り込みます、まさに戦場です。

満車状態後に、急発進・急停止のブレーキ制動試験を記録をとりながら
実施、そしてポリタンクを撤収して、次のリフトへ移動となります。

ここの試験結果はリフトマンにとって非常に重要
各種データからリフトの整備項目を最終的にピックアップして、メンテナンス。
ブレーキ系は特に用心が必要ですからね。問題なければほっと一息。
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