かっこうひとつ啼きやめば
遠くではまたべつのかっこう
  …畦はたびらこきんぽうげ
   また田植花くすんで赭いすいばの穂…
つかれ切っては泥を一種の飴とおもい
水をぬるんだ汁ともおもい
またたくさんの銅のランプが
畦で燃えるとかんがえながら
またひとまわりひとまわり
銅のいろの代を掻く

宮沢賢治「Largoや青い雲かげやながれ」より
安比高原の「ウマノアシガタ」
作品ID***


引用:青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/

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