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第8話 安比高原民宿のおばあちゃんも泣いたよ



私が7000日間勤め上げた安比で一番感動したひとつの話です。

開業、数年経過した冬。

当時の取締役から聞いた話ですが。
  私は、その民宿には何度もお邪魔したことがありますので、その場にはいなくてもおばあちゃんの顔が、しぐさが目に浮かんできます。


安比高原の開発に直接携わった人と地元の皆さんとは、良いパートナーシップで繋がっていた。
この未開の地に、「訪れた人に喜んでもらえるスキー場を築こう」とみんな協力をしてきました。
 この地域は戦後の開拓部落で移住してきた方が多くて、地域の団結心も強く、もっと感動することは誰に対しても
とても親切でした。=訛りがきつくてなんのことか??不明な会話もありますが。

その夜、取締役はいつものように世間話をしに民宿を訪ねた。
 漬物や煮物を肴に日本酒でこれからの夢を語っていたのでしょう。

おばあちゃん「出稼ぎにいかないで、家族が一緒に冬を越せる。」
●息子さんは、安比高原のリフト係でアルバイト。出稼ぎに比べて給料は下がっています。

おばあちゃん
「うだども、みんなで一緒に暮らせることが一番だ。息子も孫も喜んでいる」
 ながらに感謝の気持ちを言葉して語ったそうです。

  開拓で入植して、荒れた土地を耕し、悪天候になき、冬は出稼ぎにいくしか道がない。
   ((どうしようもない、とあきらめるしかない))
  自分の子供や孫にもそんな未来しか見ることができなかった。
  家族一緒に暮らしていける仕事ができたことがよほど、嬉しくて、安心できたのでしょう。


都会から民宿に宿泊にきた大学生のお客さん
「帰るときにおにぎりもらったよ。」とうれしそうに話しています。

おばあちゃんに「よろこんでいたよ」そのことを教えてあげると
「ご飯あまっていたから。もったいなくて握ったのに、あまりもので申し訳ないわ」。

地域の魅力に(地域の人柄)大変助けていただいた安比高原の開発です。
 そんな開発に20年以上携わることができ貴重な経験と体験をしました。

今でも・・・・
「せっかくきてもらった。ありがたいことだ。」とだれの心にも“おもてなしの気持ちが”宿っています。



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